Random Walker Log's Log

二度と見ない系ログファイル

受験校を決めました

久しぶりの投稿になる。最近、受験校をはっきり定めたのでそのことについて手短に書く。

受験校は?

ズバリ、長崎大医学部医学科。

理三じゃないの?

ちがうよ〜。

なぜ長崎大?

主な理由は2つある。ひとつは、長崎大は伝統的に感染症に強く、感染症の研究室の環境は随一と思われるということ。たぶんこのブログに書いたと思うが、長崎大の熱研内科のスタッフからはかなり歓迎されていて、学部生の頃から研究室に出入りし、研究技術を目で盗み、自ら研究するという短期的な夢が叶う。
もうひとつは、理三は無理だと悟ったこと。自分は現在社会人として(時短勤務ではあるが)働き、なおかつ博士院生として大学にも所属している。最近仕事も難しくなってきて、要求されるスキルが増え、業務外に仕事で使う技術の勉強をする必要に迫られている。さらに大学ではjournalに投稿する論文と、来年度には博士論文の執筆が控えている。この状況下で確保できる勉強時間で、1年の間に東大理三に合格する受験技術を身につけるのは困難だと判断した。
前の記事で書いたように、一年でも早く医者になりたいので、理三でギャンブルするくらいなら確実に合格圏に入ると見込まれる長崎大に入るのが望ましい。国立大であればどこの医学部も大して違いはなく、入れるところに入ってしまうのが賢明な選択であろう。理三出身の知人や高校時代の担任など色々な人と相談した結果、そのような結論になった。

これからの勉強は?

基本的に、長崎大特化のメニューで勉強することになる。
長崎大は共通テストと二次試験の比率が450:800と(東大に比べれば)かなり共通テストを重視しているので、共通テストでも点を稼げるようにする必要がある。9割以上は要るだろうか。共通テストの対策は、現在在籍している塾の講師に任せることにしている。
二次試験の科目は英語、数学、理科2科目(自分の場合は物理と化学)。理三挑戦をやめたことによって二次試験から国語と英語のリスニングが消え、対策はしやすくなった。
英語は、大問が5つあり、内訳は順に長文読解、英問英答の会話読解、空所補充、単語問題、そして自由英作文。大問1,2は長文対策で色々な大学の過去問を解く中で懸念点を潰していけば問題ないだろう。大問3の空所補充は案外間違えてしまう。英語の得意なtwitterのフォロワーに相談した結果、「ここの空所を入れられないなら文法に穴があるかも」との言葉だったので、彼を信じて文法をカッチリ固めていく予定。彼のイチオシの文法書は『新マスター英文法』。文法書は『Forest』と『表現のための実践ロイヤル英文法』に頼るつもりだったが、今は貪欲に知識を吸収する時期ということで、あまり本を絞ることはせずに、3冊を回すつもりでいる。また、彼曰く「この手の問題は英作文を間違いなく書けるようになれば間違えない」ということで、英作文の対策も活きてくるだろう。大問4の単語問題は恐ろしく簡単。今使っている『鉄壁』が完成すればあとは長文の中で出会った未知語を逐次インプットすればいいだろう。大問5の自由英作文が最もやっかい。「スマホを子供に持たせることに賛成するか、反対するか?」といったシンプルな問いに、150語の英語で答える形式。ライティングは例文の大量のインプットと、運用語彙の増強、問に対して適切な答えを与える訓練が必要で、1年かけてじっくり伸ばすしかない。
数学は大問4つで、最初の大問は小問集合。どの問題も4個程度の多くの小問に分かれているのが特徴で、答える事項が多い。医学部志望者なら簡単に解けるような難易度の問題しか出題されないため、満点近くでダンゴ状態になっていると思われる。一番得意の数学で一番差をつけられないのが痛い。一応青チャートや重要問題集といった網羅性のある標準的な参考書をやっていくつもりだが、現時点で満点を取れる実力はすでにあるので、英語と理科の暗記と問題演習により多くの時間を割くべきだろう。
物理は大問4つで、1は力学、2は電磁気、3は波動、4は熱と原子、という構成。全分野から出題されるため、穴があってはならない。ヤマをはることもできない。しかし問題は難しくなく、努力の報われやすい試験だと言える。物理の勉強は『物理のエッセンス』、『良問の風』、『名問の森』と進んでいて、『名問の森』を終えれば最後の仕上げに『物理重要問題集』を解く予定。これ以上難しい参考書は不要だろう。
化学も物理と同じく、理論、無機、有機から満遍なく出る。若干理論が多いようだが、計算問題は多くなく、知識問題の比重が重いため、時間はかなり余るとの口コミが多かった。化学は現在『リードライトノート化学』を解きつつDoシリーズの参考書を読んで、基礎を固めている途中。次は『化学基礎問題精講』に進んで、トドメの一冊として『化学重要問題集』を解けば十分だろう。それ以上高度な参考書や問題集は必要ないはず。理系科目はとりあえず重要問題集がゴールになるだろう。

最後に

長崎大にターゲットを絞ったことで、対策がより具体的になり、目指すべき到達点がリアルなものになった。何としてでも来年度に合格し、Ph.D.取得からシームレスに医学生になってしまいたい。理三を目指していた時は、どこまで勉強しても合格圏に達しないのではという恐怖があったが、長崎大であればゴールが見えるので精神的に楽になった。受験勉強をサボるつもりはないが、理三対策よりはずっと短い時間で済むので、人と会うとか仕事の勉強とか、時には医学書数学書を読んで趣味的な勉強も楽しみつつ、それらを糧に日々の受験勉強に打ち込むつもりである。受験勉強も楽しんでできればそれに越したことはないのだが、まだ楽しむ域には達していない。楽しいところをむりやり見つけるのも良いが、これから医学部で正直興味ない分野の知識まで詰め込む必要があると考えると、受験を興味ないことを勉強する訓練と捉えてもいいかもしれない。

手短にと書いたが、書いてみたら2500字ほどになってしまった。
ほんとのほんとの最後に。nloglognに何か伝えたい時はtwitterの@tloglogt宛にDMを送ってください。今の所、これを読んでくださっている皆さんと私が言葉を交わせるのは上記のDMを通してだけになります。応援メッセージをいくつも頂いて、たいへんうれしく思っています。全アカウントに開放しているので、お待ちしています。

受験時期について

受験時期を来年度に決めた。主な理由はみっつ。

少しでも早く医者になりたい

これは当然の欲求。早く医者になれるということは、若い時期から長く医者として活動できるということ。
ちなみに、なぜ今年度にしなかったのかというと、現在博士課程に在籍していて、修了年度が来年度だからである。そう、現在自分は会社員と大学院生と受験生の三足のわらじを履いているのである。
博士論文を書きながらの受験勉強は厳しいかもしれないが、何年計画だろうと受験勉強はするので関係ない。
(そう思うと「学士編入にするのが正解だったのでは?」と思わなくもない……が、第二志望の長崎大の編入試験は上司(!)の推薦状が必要で、正直ちょっとしか働いてない会社の上司が良い推薦状を書いてくれるとは思わない。なので長崎大に行くなら一般入試の方が楽だと捉えている。)

受験勉強の期間を縮めたい

これも当然の話で、受験勉強という死にスキルとなるのが決まっている技術のための勉強に3年もかけていられない、というのが本音。
それに、2年勉強した到達点から、もう1年かけてどれだけの伸び代があるかはたかが知れている、というのが大学受験の一般的な感覚だろうと思う。自分もそう考えていて、2年(実質1年半)で受からない大学には3年かけても受からないだろうと思っている。

現在の環境をいつまで維持できるか分かったもんじゃない

自分は、勤めている会社が突然倒産した経験がある。それが理由で現在の環境があるので(大学受験のために時短勤務を認めてくれる会社なんてそうそうない)今はポジティブにとらえているが。
しかし、この環境がいつまで続くかはわからない。一般にベンチャー企業というのは、いつ風が吹いて飛んでいくかわからない、もろい存在だ。勉強に一日のほとんどを費やせる今の環境を突然失うリスクはつねにある(もちろんそうならないでほしいし、そうならないよう自分もできる範囲で会社に貢献していくつもりではあるが)。もしそうなったらまた新しく仕事を探すことになるが、30を越えたうえに時短勤務ゆえ中途半端な経験しか積めていない現状、データサイエンティストとして雇ってくれる企業はほとんどないだろう。厳しい就職活動になる。そうして就職できたとしても、おそらくフルタイムで働くことになり、勉強時間が取れず、学力を上げるどころか維持することさえ難しくなる。
なので受験して会社を離れる時期は早いほうがよい。
ちなみに、今の会社はあと2年はもつと見ている。最近資金調達に成功したためだ。しかし3年もつかはわからない。そういう意味でも2年というのは適切な設定だと認識している。

そういうわけで

再来年の冬に受験する。志望校はなるべく高く持ったほうがよいのであくまで理三志望として東大型の勉強をしていくが、ここまでの勉強の感覚からすると普通の地方国公立医学部(それこそ長崎大とか)が収まるところかな、というのが正直な感想である。1年後くらいに現実が見えてくるはずなので、そのタイミングで受験校を決める。
学歴コンプレックスの克服のために理三に受かりたいのだろう、という声をあちこちで聞いたが、理三へのコンプレックスは自分のなかですでに決着していて、あくまで今後の活動に一番有利なのが東大医学部というだけの話である、というのははっきり言っておきたい。あくまで自分は医学の臨床と研究をしたいので、それに適う選択をする。第二志望ではあるが、長崎大の熱研内科は魅力的だし、1年次から医学の授業が始まるというのも心躍る。留学の機会もあるとかないとかで、英語を極めたいと思っている自分としてはそそるものがある。志望度はかなり高い。理三を諦めて長崎大に行くとしても、きちんと勉強したうえで諦めるのなら後悔はないだろうと思っている。
今、理三を諦めて長崎大に、と簡単に言ったが、長崎大医学部を舐めてはいけない。どこであれ医学部は簡単でない。年を食ってからの医学部再受験そのものが茨の道であることは承知している。タイムリミットを決めてしまった今、よりいっそう緊張感を高めて勉強に取り組んでいきたい。

最後に

読んでくれてありがとうございます。伝えたいことがあったらtwitterの@tloglogtにDMを送ってください。待ってます。

【まさかの】nloglogn、理三受験を断念!?

するかどうかはわからないが、東大理三一本、受かるまでチャレンジ! というのはあまりにハイリスクなので、全国に視野を広げて第二志望となるべき国公立医学部を探している。

第二志望候補は?

ずばり、長崎大である。長崎大は感染症と歴史的に深いつながりを持ち、その伝統は今も生きている。長崎大が抱える熱帯医学研究所では感染症にまつわる様々なジャンルの研究室を擁しており、長崎大学感染症共同研究拠点は日本の(独立研究所を除く)大学で唯一の最高度安全実験施設(BSL-4)である。感染症の道を志している自分としてはこの上ない選択肢である。唯一の欠点は立地だろうか。長崎と東京は距離があまりにも遠いため、将来東京を拠点にしたいのならば医学部6年次になってからマッチングのためにいちいち長旅をしなくてはならない。
入試難易度は国公立医学部のなかでは普通で、東大理一に受かるくらいまで勉強が進んでいれば十分入れる。一般受験の他にも様々な受験方法があり、特殊なものでは国際枠なるものがある。国際枠では英語が流暢に話せてかつセンター(今年度から共通テストに変わるが)で8割くらい取れれば入れてしまう。とはいえ、私は英語は多少勉強してきたが流暢とは言い難いので、受けるなら一般入試になるだろうが。

大受験、やめますか?

東大理三への道は険しい。現在は3年計画で勉強を進めているが、まだまだ基礎固めの最中。もともと貯金のある英語と数学はともかく、理科は初級者向けの問題集をヒーヒー言いながら解いている段階である。長時間の勉強習慣を確立し(まだしてないんかい、という意見もある。今はうつの後遺症の疲れやすさと戦っている状態。)、勉強が完全に軌道に乗って初めて見えてくる目標だろう。といっても、目標は高ければ高いほど実力の底上げは大きい。2,3年経ってまだ理一レベルで止まっているようなら理三は諦める他ないが、まだ限界が見えていない現時点で諦めるべきではないだろう。
しかし、残念ながら、理三に余裕で受かるとは言えない状況で、年齢的にも早く医者になっておきたいとなると、安全圏の医学部に早々と受かってしまうのがよいという考えも浮かんでくる。そこで第二志望を考え始めたわけだ。
実は、すでに東大と長崎大の大学病院の研究室にコンタクトを取っている。どの大学を受験すれば学生生活のなかで感染症研究ができるかを調べたかったのが理由である。どこの大学であれ、医学部でのカリキュラムはだいたい決まっている。であれば入りやすい大学にさっさと入ってしまって研修で東大病院を選ぶのが最適解と言えるかもしれない。しかし、学部生に研究室が開かれているかどうかは、臨床と研究の両面で活動したい自分にとっては重要である。そこで東大病院の130研(感染症制御の研究室)と長崎大熱帯医学研究所の熱研内科に事情を添えてメールを送ってみた。結果を以下に記す。

東大病院130研

メールでのやり取りのみ。しかし研究室が開かれているという旨の回答をもらった。「ウェルカムです。パッションを共有する方は大歓迎です」とのこと。研究テーマも自由で、私がもともとやりたい感染症数理モデルの基礎研究も可能のようだ。受験に向けての応援のメッセージもくれて、かなりの好印象。

熱研内科

Zoomで話し合いの機会を設けてもらった。教授と助教の先生方と自分の3人で面談。向こうはかなり自分に良い印象を持ってくれたようで、特に数理モデルのバックグラウンドがあることと、臨床に興味があるとのことで臨床とモデリングのブリッジの役割を担えそうということで評価していただいた。こちらも学部生から研究室に来ることはOKで、研究テーマの選択の自由度が高い(ただし、医学部の勉強は忙しいから大変だよと忠告された)。ぜひ一度研究室に来て欲しいとのことで、個人的にも興味が湧いたので、いずれ(コロナが収束して九州旅行できるだけのおカネが貯まったら)訪問したいと思っている。こちらもかなりの魅力的。ただし、今回面談した教授はあと4,5年で退官するので、在学中に研究室の雰囲気がガラッと変わる可能性もあり。

結局どっち受けるんじゃ

いまのところ、どちらも自分にとって良い研究室なので正直言って選ぶのは難しい。しかし、上で述べたように理三に受かるつもりで勉強した方が成績も上がって長崎大に受かる可能性も上がるので、志望校はと聞かれたら理三、というのが今の答えである。勉強状況によっては諦める決断をする必要も出てくるだろうが、今は理三レベルの実力をつけるための勉強をしていくつもりである。
今回長崎大を取り上げたが、国公立医学部はまだまだたくさんある。自分の見落としているところで、感染症に強い大学がまだまだあるかもしれない。東大と長崎大の2択と決めてかからず、さらなる情報収集にも時間を割きたいところである。

最後に

読んでくれてありがとうございます。連絡はtwitter @tloglogt のDMで受け付けていますので気軽にどうぞ。

最近考えていること

まえがき

ブログというのは本来更新する義務のあるものではない。思いのままに、思いついた時に、思いついたことを書けばそれでよい。
なので新しい記事を今書く理由はとくにない……のだが、最新の記事がいわゆる"クソリプ"への返信なのは見栄えが悪いし、心置きなく長文を投下できる場所もほしいところである。というわけで表題の通り、最近自分が考えていることをつらつらと綴っていくことにする。

近況

現在、勉強状況はあまり思わしくない。仕事も難しいタスクが多く、達成感を得る機会が少ないのが悩みどころだ。
それをちょっとでも打破するために、一つ新しいブログを書いた。一日ごとの目標と、その日やった勉強の内容と、成長した点、課題点、その解決策、維持するべき点を毎日更新するもの。もとは以下の『アジャイル勉強法』のパクリである:
www.youtube.com
アジャイル開発をもじったものなのだろう。短いスプリントではイペースな改善を図る勉強法である。ただし、丸パクリではなく、動画では伝えられていない「成長した点」を付け加えた。これは日毎に達成感を得、勉強をゲームのように楽しめれば勉強の負担も軽くなるだろうとの考えからである。
また、同塾が出している別の動画を参考にしている:
www.youtube.com
動画を見るのが面倒くさい読者のためにざっくり説明すると、マリオカートタイムアタックで最速タイムの走りが幽霊(ゴースト)のように表示される機能を意識して、理想の受験生としての自分をはっきりとイメージし、それを越えようと努める勉強法である。ライバルは理想の自分自身であり、他者との競争ではない。これは実は競争の最たるものの一つである受験勉強にも言える。なぜなら、受験における合格最低ライン、合格安全圏は年度に関わらずほぼ一定だからである。東大理三の場合、7割取ればボーダー、8割取れば安心、といった具合。東大入試で8割を取っていく理想の受験生の像をひたすら追いかけていくわけだ。
しかし、最初に書いたように、勉強状況は芳しくない。その理由の一つとして疲れやすさがある。ほんの数時間勉強しただけで、机に向かっていることすら難しいくらい疲れてしまうのだ。今日このことを心療内科の主治医に相談してみたところ、これは易疲労性といって、大きなうつを経験した人がよく訴える症状なのだという。受験勉強そのものに支障をきたす症状なので非常に困るのだが、易疲労性は寛解後しばらく残るが、時間を経るにつれてだんだんと改善していき、最終的には病気にかかる前の状態にまで戻る例も多々あるのだという。今は希望を捨てないでいよう。

私はなぜ医者に向いているのか

年甲斐もなく自己分析を試みる。
ちょっと子供時代の話をしたい。私は子供の頃、機械を分解するのが好きだった。私の家はゲームに厳しく(それは自分がゲームをやりすぎていたからなのだが)、コンシューマーゲームのハードを買ってもらえず、ネットで無料で落とせるフリーゲームばかりやっていた。その際、ゲームの攻略法ややり込みよりもゲームの仕組みそのものが気になって、内部データをいじったり、この情報に使われるのは何バイト、といった情報を収集して分類するのも好きだった。
ここから私は博物学的に物事を分類するのが好きであり、また得意であると推測できる。
同時に、大人の言葉の謝りを見つけるのが好き、という正確の悪い趣味も持っていた。この傾向は今も続いていて、ツイッターで過激なコメントがあれば「やった! 1ツイートに誤謬を6つも見つけられたぞ!」と喜んでいる。前の記事のコメントなんか、一文一文が謝りの連続で、垂涎ものであった(ただし、自分の目標に対してネガティブなテキストを見続けるのは精神に悪いので、コメントは封印している)。今仕事で取り組んでいることの一つに、上司がやっている企画をレビューし問題点を指摘するというものがあり、これまで以上にやりがいを感じている。
私はどうやら、問題点を見つけるのが好きかつ得意なのだろうと推測できる。

このような私の傾向は医師ないし医学者に向いていると考える。というのは、医師とは人体の問題点を発見し、修復していく仕事であり、起こりうる問題点を分類するのが医学の役割だからである。
現在は受験勉強に焦点を当てなければならないが、今から医学の勉強をするのが楽しみでしかたない。

そして、大人になってから、ストレンクスファインダーという自分の強みを5つ発見するプログラムを受けた。結果は以下の通りであった:

  1. 学習欲
  2. 内省
  3. 収集心
  4. 回復志向
  5. 責任感

ある知人が言うには、「ストレンクスファインダーの上から3つぐらいは、まあそうだろうな、という性質が並ぶ。注目すべきなのは4番目と5番目で、そこに自分では気が付かなかった長所が暴かれている」のだそうだ。私の場合、回復志向と責任感がそれである。責任感は一般に流通する言葉なので回復志向についてざっくり説明すると、「対象の問題を見つけ、それを直すことにやりがいを感じるマインド」のことである。0を1に、1を100に、といった仕事よりも、マイナスを0にする仕事のほうが向いているということになる。医者はまさしくそのような仕事ではないか。人の健康と命を扱う職業であるから、責任感が強いというのもマッチしている。

私はなぜ医師に向いていないのか

どんな職業であれ、向いていない理由を挙げることはできる(だから私は「君には向いていない」という言葉が嫌いである。向いていない点を指摘するのは簡単で、100%の適職など存在しないというのに、向いていない点にフォーカスして「だから他の選択肢にしろ」と言う含みを感じるからである。)。
私には体力がない。上に書いた易疲労性は克服できなければ医学部での大量の勉強と医者になってからの激務に耐えられる可能性が低い。そして、私は臨床と研究の両立を目指しているから、なお忙しい。体力をつけ、易疲労性を克服しなければ医師兼医学者としてサバイブするのは難しいだろう。
もう一つの理由として、アウトプットを継続するのが得意でない、というのも挙げられる。これは医者というよりは医学者に向いていない理由だ。研究者はただ研究室に閉じこもって研究すれば勤まるものではない。得られた知見を言語化し、論文というカタチをもつものに変換し、他者にわかりやすく説明するのも仕事である。これを億劫に感じているのは大きな課題である。

結局医師になりたいんですか? 医学者になりたいんですか?

両方なりたい。医者としてのキャリアを歩むと決断したのはほんの数ヶ月前だが、その時から臨床の現場に立ちたいという意志は消えていない。そして感染症数理モデルの数理研究とデータサイエンス研究の両方を経験した身として、それらが互いにそっぽを向いているという現状を憂いており、より実用的な感染症の数理と、より堅牢な理論に支えられた感染症のデータサイエンスを実現したいという青臭い夢を持ち続けている(コレ自体が、マイナスを0に近づける仕事だ)。きっと、向いていない理由で述べた、体力と易疲労性、アウトプットの少なさがボトルネックになるだろう。しかしこれらは幸いにも後天的に改善しやすい資質である。体力づくりと、いい意味で頑張りすぎないコミットの仕方を学んでいければと思っている。

で、理三受かるんですか?

現状かなり厳しい。今入っている塾の宿題もまともにこなせていない。これは非常にまずい状態で、塾は受験年度中に理三レベルに達するという目標から逆算して今の宿題を組んでいるはずで、それに追いつけないということは到達レベルが理三レベルより下がるということだからだ。

これからどーすんの?

まず自分の弱みを意識する。具体的に言えば、疲れやすいこと、最初から完璧なプランを立てることに固執してしまうこと(PDCAのPのスケールが大きすぎる/大雑把すぎる)、プランを実行するのが億劫であること(PDCAのDが機能不全を起こしている)。良いDができなければ良いC,Aはできず、結局良いPも立てられずにDがおろそかに……という悪循環にハマっている。ここから抜け出すことが第一の課題だ。まずは今書いている改善ブログを真面目に継続し、無理のない範囲で少しずつ勉強の絶対量を増やしていく。疲労とうつ再発を回避するために、適度に休憩を取り、快適に勉強をし、日々成長を重ねていく他ない。上に書いたように、この受験は理想の自分との戦いである。理想の自分にいきなり追いつけるとは思っていない。少しずつ改善を重ねていくつもりである。

最後に

今これを読んでくれているあなたへ。私のことを思い出してくれてありがとう。今は@tloglogtというアカウントでひっそりとツイッターをしている。顔見知りしか承認しないアカウントなので、もし興味を持ってフォロー申請してくれたとしても取り下げられる可能性が高い。しかしDMは開放しているから、気になったらぜひ声をかけて欲しい。ただし、誹謗中傷、的外れなdisは厳禁! である。そういうメッセージを受け取ったら、またDMを閉じるだろう。
これからも、長文で何かをしたためたい欲求があればこのブログを利用するつもりだ。
勉強に戻る。

2020-06-26

特別にコメント。

昨日か今朝か知らないが、妙なコメントが来た。今はコメントを非表示にしているし、(ノイズがこれ以上増えたら嫌だからね)、わざわざコピペするのも変なので、コメントの内容を箇条書きにしつつ私信。

・医者になりたいのではなく、理三に受かりたいだけだろう
→ 違います。

・いくら否定していても、知人たちからの「まだ理三にこだわっているのか」という発言が全てを物語っている
→ それを言ったのは高校時代の担任。10年ぶりの連絡なので、高校卒業後の人生の文脈を知らないがゆえの言葉だと受け取るべき。

・30にもなって18歳の自分が最高なんてかわいそう。大学の経験や専門性には何一つ意味がなかったんだね。
→ はい、哀れんで下さい。ただ大学での勉強や大学院での専門性あっての医師という選択肢であることを忘れてはならない。

・理三は18歳時点の競争であって、30歳が参加するものではない。18歳の競争にこだわるのは、精神が成長できていない証拠。
→ 理三が18最時点の競争であるという前提が間違っている。大学受験は資格のある人間すべてに開かれた競争である。仮にそれが正しいとしても、18歳の競争をすることと精神が成長することは別の問題。

・理三にこだわる理由が薄っぺらに見える。
→ そもそも薄っぺらな動機でもいいんじゃないかという話もあるが、あなたがそう感じる理由はあなたが私のツイートだけから私の人間性全体を判断しているから。

・医者になりたい気持ちもこの程度なのか?
→ 違います。と言っても信じないだろうが。

・時間の貴重さを全く理解していない。編入なら一年早く医者になれる。
→ これは相当悩んだところで、今は生命科学の対策が難しく編入はリスキーで、それよりも情報の多い一般入試の方が可能性が大きいと判断した。

・理三にこだわらなければ、働きながらデータサイエンティストとしてのキャリアも積めたのに。
→ 今も働いている。時短だけども。理三以外を受けるにしても、4時間の時短勤務にして勉強時間を増やす戦略は変わらなかっただろうと思う。

・医者や感染症の専門家になりたいなら生物を捨てるな。物理化学にしたのは高校時代と同じ状況にしたいだけだろう。
→ 生物は単純に高得点を取りにくいから外しただけ。そして生物学は大学に入ってから勉強しても追いつける(多くの医学生がそうである)。

・「私の将来の収入に彼女は頼るつもりはない」という発言は、彼女のことを見下している。
→ この発言には「精神障害の女性のエッセイにはほぼ必ず支えてくれる彼氏や夫の存在がある」という文脈あってのもの。一部だけ切り取るのはよくない。

・数学から逃げ、研究者の道から逃げ、データサイエンティストの道から逃げ、普通に働くことから逃げている。
→ これはそもそも逃げるとは何かという話から始めなくてはならない。おそらく、あなたは現状置かれた状況から外れることを逃げとみなしているのだろう。しかし私の考えは違う。ある道を諦めたり、転向したりすることと、逃げることは異なる。逃げるとは「すべきこと」をせずに他の選択肢をとることと私は考えており、「すべきこと」が何なのかは人生全体の文脈や、信じる神との対話のなかで決まるものである。私は多くの転向をしたが、逃げたことはゼロとまでは言えなくともほんのわずかである。

・逃げの自分に終止符を打ちたいといいつつ、医学部再受験という最大級の逃げをぶちかましている。
→ この考えも、大学受験は18歳の競争であるという誤った考えから生まれている。

・中途半端な自分に終止符を打ちたいのなら、今の職場で踏ん張るべきだった。
→ この言葉も、現状置かれた状況で頑張らないことを逃げとみなす考えから来ているのだろう。中途半端な自分を変えたいということは自分がツイッターなどで再三語っていたことだが、極める対象が何でもいいわけではない。自問自答と祈りの中で、自分の人生の文脈に合い、なおかつ心の底から極めたいと思えるものが感染症だった、というわけ。

・再受験に失敗したとしても、もう今の職場にはいられない。採用してくれた人の面目は丸つぶれ。
→ 採用してくれた人(社長)は「自由は尊重したいし、チャレンジは応援したい」とはっきり言ってくれている。再受験失敗のことはあまり考えたくはないが、その時自分を雇い続けるかは会社の判断だろうし、解雇されると決まっているわけではない。時短勤務ではあるが、解雇されないようやるべきことはやっていくつもりである。

・一度そこで働く決断をしたのなら長く勤めてほしいという指導教員の思いを裏切っている。
→ 指導教員は医学部受験を認めている。指導教員と私との一対一の関係に安易に介入すべきではない。

・全てわかっていると反論したくなるだろうが、あなたは何もわかっていない。
→ 全くの逆で、全ておかしいと反論したくなる。何も分かっていないのはあなたの方である。しかし、それはあなたの知性が特段低いからではない。「ネット上の発言は、その背後にある人生のほんの上澄みを切り取ったものにすぎない」という大前提を無視し、「大学受験は18歳の競争である」という固定観念に囚われ、「今置かれた状況で頑張らない、続けないのは逃げ」という個人の感想を一般化した結果、誤った言葉が出てきているだけ。この程度のミスは、賢い人でもしてしまうものなのはこちらも分かっている。

ここまでが前半。この前半部だけを見ると、あぁまたネット上の言葉から全てを判断する人が現れたなとしか思わないが、なぜか後半はほぼ純粋な激励のメッセージになっている。私が「妙な」コメントだと感じたのはそのためである。

・理三のような18歳時点の後悔に突き動かされるのではなく、自分の人生をまるごと抱えた上で、心の底から医者になるということに向き合ってほしい。
→ 言われずともすでにそうしている。18歳時点での後悔についてはすでに自分の中で決着が付いている。

・自分が誇れることというものを見つけてほしい。自分が誇れることがないことに虚しさを感じる20代だったのなら、30代以降でぜひ取り返してほしい。
→ もちろん、そのつもりである。

・彼女、家族、友人などのリアルのつながりこそを大事にしてほしい。自分が多くの人に支えられているのだということを実感してほしい。すごい自分だからでなく、等身大の自分でも周りに認められていることに気づいてほしい。
→ 言われずともそうしている。そうしたかったからツイッターのアカウントを消したという側面もあるし、こうしてブログのコメント欄を閉じる決断をした。本当に、自分は多くの人に支えられ、愛されているのだと実感し感謝する毎日である。

・色々なものから逃げ、いろいろな人の思いを振り切って、自分が医者になると決めてしまったのだから、死に物狂いで医者になるしかない。
→ 逃げや思いについてはすでに語ったので省略。自分の決断を大事にして、何としてでも医者になる。

・また色々なことに悩むだろうが、次に逃げられる場所がないからこそ、背水の陣で医者になるしかない。
→ 逃げについてはすでに語ったので省略するが、一生かけて極めるのは感染症であると決め、実質会社員としてキャリアアップする道は閉ざされたと理解している。人生悩みは尽きないものだが、医師になると決断した初心を忘れず努力していきたい。

・人生なんて一寸先は闇でどうなるかなんて誰にも分からない。わからないことは本当に怖いことだが、それでも道を勧めたあなたは勇者だと思う。
→ そう捉えてくれたことに感謝する。

・ぜひ医者になって、数学と医学をつなぐ架け橋になってほしい。
→ もちろん、そうなりたい。しかし、数学や研究から逃げた(と思っている)人間にそんなことを言うだろうか? 前半と後半の辻褄が合っていない。あくまで推測だが、後半部は前半でちょっと言い過ぎたと思って慌てて付け加えたのではないかと思っている。

・これはネット民の拙い一意見であり、無駄なおせっかいで、言葉が過ぎたところもあったと思うが、ぜひ頑張ってほしい。
→ 実際の私を知らないネット民の意見にはこのようなものも当然あるだろうと受け取っている。完全にコピペしたわけではないので文面のニュアンスは異なっているが、確かに言葉が過ぎたところが多い。ネット上のやり取りとはいえ、礼儀を大切にして欲しい。そして激励の言葉に感謝する。目標ははるか高みにあるが、少しでも近づけるよう頑張るつもりである。

以上。コメントを腑分けしてみて感じたのは、やはりネット上の自分に対する意見はネット上に公開した言葉の断片から生まれるのだなということ。ツイッターで、ツイッターの言葉の裏には人の人生があると何度も言ったし、このコメントを書いた人も私の発言をよく追っていそうだから、それも目にしただろう。それでもこのようなコメントをしてしまうわけで、人間にとって「上っ面だけから全体を判断しない」「言葉ひとつを切り取るのではなく、文脈を読み取る」ということは本当に難しいのだなと改めて感じさせられる。自分も人間であるから、自分も無意識のうちにこれらのバイアスに引っかかってしまうことだろう。反省材料にしたいものである。その意味では、「いい」コメントをしてくれたなと感謝している。

だが、はっきり言って、このような言葉は自分の目標にとってはノイズである。ノイズを最小限に抑えたいということから、今後コメント欄は閉じることにする。

2020-05-31

7時か8時に起床。

朝はウダウダしていた。
北海道時代にできた教会の知り合いから誘われて、今日始まった礼拝に11時から参加。
今日はちょうどペンテコステの日で、洗礼を受けた人も一人いた。自分もペンテコステで洗礼を受けたので、あれからもう1年になるのかと感慨深く思った。
その後一緒に昼食をとって解散。

それから昼寝したら、寝すぎてしまった。仕方ないので今日の勉強は半ば諦め、秋葉原キッチンタイマーを買いに行った。ストップウォッチ機能もついているものだ。定められた時間集中するため、あるいは本当に集中している時間を測るために使う。電子音の代わりにバイブレーションにすることもできるので、図書館などでも使えるのが良い。スマホにアプリが搭載されてるから必要ないだろって? スマホがあるとインターネットに繋がっちゃうじゃあないか。高校時代の昔風でアナログな生活に戻れるから良いのだ。タイマーはデジタルだけど。

あとはエナジードリンクとタバコがやめられれば高校時代の自分にグッと近づく。あの頃の快適な環境を再現したうえで、100%の能力を発揮することを目指す。
明日は仕事が1時間多い。備えよう。