Random Walker Log's Log

二度と見ない系ログファイル

2016年の自己嫌悪初め

1月1日。ヨドバシカメラでパソコンを物色した(それくらいしかできなかった)。アルバイト代も振り込まれて、MacBookに普通に手が届くようになってしまった。しかし、今MacBookを手にしたところで、それで一体何をやれるんだろう? 今日も世界とつながれなくてボーッとしていた。パソコンがなくたってできることだ。

食事中、テレビをつけるとウルトラマンDASHをやっていた。中学生の二人組がウェイクボードに乗って、高速で進む船の上のお好み焼きにソースとマヨネーズをかけていた。どんな企画なのかよくわからなかったけど、体を懸命に動かして何らかの目標に向かう姿は眩しかったし、畏れ多くもまだ元気に勉強していた頃の自分とぼんやり重ねて見ていた。すると隣に座っている父があれはダメだこれはダメだとテレビ画面にケチをつけ始めた。父はいつも何かをあざ笑うことでコミュニケーションをとろうとする。俺に対してだけなのかもしれないし、俺が覚えていないだけで昔は違っていたのかもしれないけれど、テレビに映る人々や、俺が挑戦しているけどうまくいっていないことや、俺に届いた年賀状の枚数なんかを嬉しそうにけなすのが常だった。いつもはそうかいそうかいと流していたが、今日はなんだか我慢できなくなって、すぐケチをつけるのはやめろ、みっともない、と口に出してしまった。言った瞬間に後悔した。どういう意図であれ、これが父のコミュニケーションのやり方だった。父は父なりに、久しぶりに会った息子と「普通に会話」したいだけだったのかもしれない。それなのに、切り捨てるような一言で台無しにしてしまったのではないか。そうでなかったとしても、今年は休みが少なかったらしく、ようやくゆっくりできた正月に、ガス抜きのようについ漏らした一言だったのかもしれない。それなのに、そんなちょっと息抜きしようとする気持ちさえも否定されたような印象を与えてしまったのではないか。父も俺もそれから何も言わなかった。

思えば俺自身単にむしゃくしゃして口が滑ってしまっただけだった。ボーッとしているだけの身分のくせに、テレビの中で頑張っている人に自分を無理やり重ねようとし、その人を笑われたことが、自分の意地汚い心を笑われたように感じて、腹を立て、腹立ちをただ人にぶつけただけだ。今夜も何もしなかった。世界とつながれない孤独感などとうそぶきながら、何ら対処しようともせず、ただただボーッとするばかりで、ある日世界が優しくなって孤独感が自動的に修復されることを望んでいるこの俺が、今この家で最もみっともない人間だった。