Random Walker Log's Log

二度と見ない系ログファイル

瞑想を習ってきた

昨日と今日は国立大学の二次試験があったみたいですね。図書館で勉強しようとしたらキャンパスに入れなくて思い出しました。受験生の皆さん、お疲れ様でした。合格発表までの2週間くらいはメンタルが追い込まれるかもしれませんがなんとか正気を保ってください。


アレ活がつらい。つらいっていうほどやってはいないけど。
この言葉は不適切だったんじゃないかとか、自分の方からメールのやり取りを終えてしまったのは失敗だったんじゃないかとか、どこにあるかわかったもんじゃない地雷をひたすら避けるゲームに思えてくる。もともと対人コミュニケーションにおいて地雷の場所を察する能力が高くないので、自分ではなんでもないと思うような余計に広く細かい範囲をサーチして疑心暗鬼になって疲弊する。

もう本当に無理だと思って瞑想することにした。お坊さんから正しい瞑想のしかたを教えてもらう機会があったので行ってきた(本当に行った)。
資料が配られたわけではないので、説明された方法を覚えている限りメモしておく。

椅子に腰掛けて、目を閉じて力を抜く。手はヒザの上でもいいし、太もも付近に垂れ下げても良い。ただし、手のひらを腿にくっつけるとそこが温まってしまい、温度を意識しすぎるので手のひらを上側にする。
肉ではなくて骨で体を支えるようにする。尾てい骨の左右の出っ張った2点で上半身の重みを受ける。顔はまっすぐ前を向き、みぞおちに力が入らないように気をつける。
まず、今自分を支えている尾てい骨から、背骨を上に向かって数えていく。実際に数が合っている必要はない。背骨が地面に対して垂直に伸びていることを確認しながら、背骨のブロックに感覚を向けて、1つ、2つ、……と首に到達するまで数える。
それをしばらく繰り返したら、呼吸に注意を向ける。
ハァァァァーーーーーーー、と限界まで息を吐く。口でも鼻でもよい。もう限界だと思ったら力を抜く。そうすると体が自然と息を吸い始め、体に空気がたまる。それをまた吐く。これ以上吐き出せなくなるまで、深く長く吐く。
息を吸い込む時は、口というより頭から空気が供給されているイメージ。
自分の吐く息に、色がついているとイメージする。例えば白い煙か何かだとする。息を吐くたびに、白い煙が口から出て、前に伸びていくのをイメージする。
煙をなるべく遠くに届けるように心がけてみる。1メートル、3メートル、5メートル……。前に壁があっても、煙は突き抜けていくことにする。
しばらくしたら、口から吐くのをやめて、鼻だけから煙を吐くようにする。深く長く息を吐いて、なるべく遠くまで煙を吐き出す。10メートル、15メートル、30メートル……。
この時、頭のなかで勝手に雑念が湧いてくる。湧いてくるのはしょうがない。ただし、この雑念について考えないように注意する。例えば、今日の夕飯何にしようかなー、という考えが湧いてきた時、そういえば昨日食べたラーメンうまかったなー、などと発展させてはいけない。雑念はわきに置いて、ただ観察するに留める。この間にも、尾てい骨、背骨、みぞおちに気をつける。
そうしてしばらくしたら、いーーーーーち、と数をゆっくり数えながら息を吐く。雑念にとらわれず煙に集中して最後まで吐けたら、次は、にーーーーーい、さーーーーーん、と増やしていく。雑念について考えてしまったら1からやり直し。4まで数えられたら上出来。
しばらくそれを続けたら、今度は息が出て行く経路に注意を向ける。すなわち、鼻の穴を空気が通って行く感覚にひたすら集中する。
最後に、少しずつ体をもとに戻していく。最初は指先をちょっと動かし、次に手首、足先……と、だんだんと体に血を巡らせる。首をいきなり動かしてはいけない。手足をある程度動かしてから、首をゆっくり回す。最初は自分の力で動かすのではなく、首自体の重みでゆっくり動く感じがよい。全身を動かすようになったら、ゆっくり立ち上がって体を伸ばしたり腕を回したりしてよい。これで終了。

自分では5分くらいしかやっていない感覚でいたのに、実際は30分を軽く越していた。集中するというのは思ったより時間を使うということは経験上なんとなくわかっているけど、何もしてないのにこの時間差はビビる。終わったらちょっと頭が(血行的な意味で)楽になった感じがした。考え方に影響したかどうかはわからないし、1日で効果が出るようなものでもないだろう。数を数えるところ、自分は2までしか行けなかった。雑念への耐性は鍛えられるんだろうか。しばらく続けてみるつもり。
瞑想の方法論は対話においても有効だそう。相手の話を聞こうとしても、どうしても雑念が湧いてしまって、またこのパターンかよ!とか、早く終わんないかなーとか、そういえば昨日食べたラーメンうまかったなー、とか考えてしまってうまくいかない時がある。そういう時に、雑念(自分の価値観)をわきに置いて、自分の心のリアクションをも観察しながら相手の話に集中する。仏教でいう傾聴。お坊さんがクッソ重い悩み相談を聞いたりする時に使えるらしい。

はてブの某さんのように)瞑想の有効性はいろんなところで説かれているけど、具体的なやり方になると細かな違いがあってよくわからなかったので、信頼できそうな人の説明を受けられたのはよかった。「重箱の隅まで地雷を探して疲労する癖」がちょっとでも和らいでくれたらだいぶやりやすいと思うんだけど。地雷を探ることそれ自体は必要といえば必要かもしれないけど、すでに踏んだ地面について、地雷の有無を考えるの無駄な消耗っぽいし。