読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Random Walker Log's Log

二度と見ない系ログファイル

耳で聞いた話を覚えられない話

一応、今日も大学へ行った。印象的な話をいくつか聞けた。自分は耳で聞いた話をすぐ忘れてしまう質なので、最後のスライドだけ写真に収めておいた。これはこっそり思い出にする。

休憩時間、昨日の発表を褒められた。自分としては発表中ただただ必死で発表の体を成していたのかも分からぬほどだったので、意外だが、まあ社交辞令かもしれないが、嬉しいと思っていた。
そう、嬉しいと思っていたのだ。今は全く嬉しくない。耳で聞いた感情もすぐ忘れてしまうのだ。発表をした自分も褒められた自分ももう居なくて、ここにはホテルの机に向かって、猫背でパソコンカタカタしている、眠気で目つきの悪くなってるメガネ野郎が一人いるだけだ。ただ、嬉しいと思っていたということは、朝食のドレッシングの味は忘れてもひどく不味かったという情報だけは覚えているように、しっかり頭に残っている。嬉しいと思っていたのだ。こういうことは、やっぱり文字にしなければならない。
初めての発表だと言ったら、修論発表会は無かったの?と驚かれた。博士課程だと思われていたらしい。今M2で来年度から就職することを伝えたら、勿体無い、と言われた。どのような本で勉強したのかを聞かれたので、M1で途中までセミナーで読んだ本を見せた。役に立つ本だし、読み終えられなかったのが気にかかっているので、最近よく持ち歩いている。
これだけ見るとなんだか優秀な奴っぽいが、自分自身は心身ともに不調で指導教官の言われるがままだったので、自分の口で喋ってはいたが自分の力で書いたスライドではない。
その褒めてくれた人は、自分と分野がぜんぜん違うであろうたくさんの発表に一つ一つ耳を傾け、熱心に質問していた。博士に行かないのが勿体無い人というのは、こういう人であって自分のような人ではないだろう。
仮に自分がD進するにしても、もっとはっきりと「自分はこのテーマをやりたいと思っている」と確信できるものを見出だせた時だと思う。今は、(今の指導教官には悪いが)その時じゃない。
その時になれば、嫌でも勝手に研究せざるを得ないし、同業者と話題交換せずにいられないだろうし、その時になって初めて、博士課程の大学院生が適切な立場となると考えている。

自分はまだそうじゃない。
もちろん、それでも明日から自分の力を使っていかないと。破滅しちゃう。
そして、こんなに(自ブログにしては)長々と語っているのに、具体的な会話の中身はほとんど覚えてないのである。耳で聞くと、本当に残ってくれない。