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Random Walker Log's Log

二度と見ない系ログファイル

スーツを着る者、ジャージを着る者

昨日は午前2時くらいまで起きていた。将棋の合議戦をずっと観ていたため。人間側の敗北となったわけだが、投了する時の森下九段の掛け声、「恐れ入りました」が印象的だった。もはや、AIはプロより強いどころか、プロ棋士でされその強さを引き出すことすらままならないということか。来春の佐藤名人戦が恐ろしく楽しみ。

 

起きたのは10時ごろ。コンビニでてきとうに買ったパンを院生室で食べる。昼は渋谷の"一蘭"を、階段が埋まるほどの行列に並んで食べた。辛い"秘伝のタレ"は10倍まで増量可となっていた。昔はそのような制限がなく、50倍を完食して帰宅後腹痛で悶絶したバカがいたらしいが、そんなバカも今はすっかり丸くなって、辛さの限界よりも味を優先するように変わってしまった。やっぱ2倍くらいが一番ちょうどいいと思う。

 

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こいつは大学の池でたまたま見かけた鳥。たぶんコサギ。寒かったのか、黄色い足先をブルブル震わせながら歩いていて、こいつの周りだけ水面がいつまでも細かく波打っていた。

最近、鳥が格別に可愛く感じる。池によくいる水鳥や、スズメなど。大学近くは緑も多いので、注意深く見ればいろんな種類がいるかもしれない。

 

他はだいたい修論しかやってない。ついに懸案だった証明ができた。気付いていないミスやギャップがなければの話だが。増築に増築を重ねたようないびつな証明でも、証明できていればそれは証明なのだ。明日も続きをやる。

 

これが終われば晴れて就職できる……といっても、やはり労働者としての生活にはなかなか希望が持てない。社会をやる気のなさそうな数学の院生を面白がって採るような、小さくニッチな会社なので、当然給料も安いし、いつ潰れるとも分からない。面白がってくれているところと、雰囲気が自由そうというところだけが救いだが、自由なのは場所くらいで、常に仕事を抱えて時間の使い方の自由は無く、給料もろくに出ず行動の自由も制限され、といった悪いシナリオばかりが頭をよぎる。明日のカネにならない、なるかどうかわからないことをどれだけ仕事の範疇でさせてもらえるのかが重要だ。

就職といえば、よくフォロワーなどがスーツを着なくてもいい会社がいいと話しているが、最近までその意味が分かっていなかった。以前はそういう話を聞くと、「別に、スーツだろうがジャージだろうが、することは一緒だし関係なくないか?」と思っていた。しかし、社会においては、スーツを着る者はスーツ然としたパリッとした振る舞いを暗黙のうちに求められるし、スーツを着ているだけで、スーツらしい生活やスーツらしい人付き合いをすることを暗黙のうちに合意していると受け取られるのだ。服装が人の役割を規定するということを、長年きちんと理解していなかった。決まったのが服装自由の会社でよかった。もちろん自分はスーツなど着ない。スーツを着る者の振る舞いを一日中やるなんて、自分には荷が重すぎる。毎日ジャージでいく。最も心が自由だった小学生の頃のように。そんな役割を果たさせてくれることを、会社と社会に期待しながら。